みゅうじあむ

☆
　灰とらと云うのでせうか・・
銀ですか黒ですか・・

　昨年若しくは一昨年ですか・・
吾家の前を良く散歩している雌猫・・
がベランダの下で四匹程の子猫を育てて居ましたが・・・
近くに鶏胸肉の塊を置いて於いた処・・
次の日には皆居なくなって居ました・・

　今朝、篠竹の笹を引っこ抜いて居た処・・
発見・・

　二匹から多くて三匹位でしょうか・・
生後ひと月程経って居そうだが・・
大人しい仔で・・
静かにして居るので・・
蛇でも気が付かないでしょう。

　同じ毛色のお母さんが吾輩と同じく神経質なので・・
そっとして・・
於くつもり・・
ですぜ・・

　さう云えば・・
昨日だか一昨日だか・・
庭を弄っていたら・・
母猫がフェンスを超え様として吾輩を発見して・・
ゆっくり離れて行った・・


　四十雀は、抱卵放棄した様です・・
コゲラは、一日同じ木の同じ処に居たけれど・・
次の日からは来て居ませぬ。

　吾家は火の車なので・・
驢馬くんも・・
山羊くんも・・
鶏くんも・・
兎くんも・・
猫くんも・・
飼えませぬ・・